顔や体型が人それぞれ違うように、バストの形やサイズなどにも個人差があります。
では、何故、人によって違いが生じるのでしょうか?
まずは、バストに関する知識を深めることで、大きさの違いが何処にあるのかを考えてみましょう。
バストサイズが同じでも、年齢、体型、体質によってバストの質は変わってきます。乳房(バスト)とは大きく分けて、乳腺脂肪体・乳腺・大胸筋・胸部から成り立っています。
その中でも大きな割り合いをしめるのが乳腺と乳腺脂肪体です。
人間の成長過程において10代後半までに乳腺組織が発達し、その後、それらを取り囲むように皮下脂肪がついていきます。
ですから、乳房(バスト)の大きさは乳腺組織の発達と、その周りの皮下脂肪の量で決まります。
ふくよかな女性のバストが比較的大きいのは、脂肪層が厚いためと推測され、逆に痩せているのにバストだけが大きい人は、 脂肪層以外の組織(腺小葉・腺胞・乳管)が発達しているためと推測できます。
バストの約10%程をしめている部分です。
乳腺の数は15〜20あり、それらは、すべて乳頭に集まってきています。
乳頭の先には小さな穴があり、そこから乳汁(母乳)を分泌します。
乳腺は妊娠すると活動が活発になります。
よく妊娠中、バストのサイズが大きくなると言われるのはそのせいです。
また、月経の周期に合わせて膨らんだり、縮んだりするため、月経前になるとバストが張ったように感じられます。
バストの大部分をしめています。乳腺を守っている部分であり、バストのハリや丸みなどを作っている部分です。
バストを支えている筋肉です。年齢を重ねるごとに、筋力は衰えていきます。雑誌の特集などで目にするバストアップ体操はこの大胸筋を鍛えることで、 バストの土台をしっかり保ち、下垂を防ぐ効果があります。
背骨やあばら骨で囲まれている部分でバストの土台となっています。
猫背などで背骨が歪んでいると、左右のバストの大きさや形が違ってくるなど、美しさに影響が出てきます。
バストの発育と女性ホルモンには深い関係があります。
女性ホルモンとは、排卵や月経など女性特有の生殖機能を維持させる機能をもっており、女性らしい身体をつくる上で重要なホルモンです。
女性の体内で分泌される一生分の女性ホルモンの量は、わずかスプーン1杯程度と驚くほど少なく年齢と共に減少していきます。 この女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があります。
思春期の初期段階で胸を大きく発達させるために、体内から分泌される女性ホルモンです。
エストロゲンの分泌量には個人差があり、思春期の時、このエストロゲンの分泌量が少なく、バストに十分な脂肪を集めることができないとバストのふくらみが未発達になると言われています。
エストロゲンは、胸の発育はもちろんのこと、月経や排卵などを起こすホルモンで、これが分泌されることで、女性特有の丸みがある体つきが作くられると言われています。
また、コレステロールを抑え動脈硬化を防いだり、骨密度を保つなど、健康を保つためにも大切な役割を担っています
プロゲステロンとは、子宮に作用する「お母さん」になるためのホルモンです。
排卵から次の月経までの間(黄体期)に分泌されるもので、排卵を抑制する働きがあります。
子宮内膜や子宮筋の働きを調整したり、乳腺の発達や体温上昇などに関りがあります。
月経前にバストが張るような感じがするのは、このプロゲステロンの働きによるものです。
乳腺の発達以外にも、血糖値を正常にして体脂肪を減少したり、他のホルモンとのバランスを調整する役目などを持っており、女性にはかかせないホルモンです。